GIS には観測モードとメモリチェックモードがある。 観測モードには、PH モード、 PH PCAL モード、 MPC モードがあり、 通常の観測では PH モードが使われる。 PH モードでの観測可能な最大強度と時間分解能を表(1.2) に示す。
;; | ;; | 時間分解能 | |
ビットレート | (GIS2,3合計) | タイミングビット数 | |
;; | [カウント/秒] | 0 ビット | 10 ビット |
High | 256 | 62.5ms | 61s |
Med | 32 | 500ms | 488s |
Low | 8 | 2s | 1.95ms |
2台のGIS にはそれぞれキャリブレーションソースとして、 Fe (5.895 keV) が載せてあり、 これが 500 ch になるようにゲインが補正される。 ガスセルの Be 窓はメッシュと井桁で支えられており、 比較的あかるいソースをみたときは、 イメージ上に井桁をはっきりと見ることができる。