: イメージを重ねる
: XIMAGE
: 表示のいろいろ
; 目次
数多くある機能のうちいくつかを紹介します。
イメージのピクセルをまとめるのは``rebin''です。
[2]XIMAGE> rebin 3
``3''は3x3のピクセルをまとめることを意味します。
ポイントソースであったら3,広がったソースであったら4から6ぐらいが
いいでしょう。
スムージングをするには``smooth''を使います。
[6]XIMAGE> smooth/sigma=2
``sigma''はガウシアンの幅で、デフォルトは1.5ピクセルです。
contourを描くには
[3]XIMAGE> contour/no_of_cont_levels=10/first_contour_drawn=5
``no_of_cont_levels=10''はレベルを10にします。
``first_contour_drawn=5''はレベル5以下を表示しません。
なお、この値はデフォルトであるので``contour''とするだけで良いです。
[19]XIMAGE> CONTOUR/OVERLAY
とすると、前のイメージにcontourを重ねることができます。
いくつか便利なコマンドを挙げておきます。各自研究して下さい。
- title ``W49B sis0 image'' - タイトルをイメージの枠の上に表示します。
- slice/x - X軸方向のスライスイメージを見る。マウスで位置を指定する。
- slice/y - Y軸方向のスライスイメージを見る。マウスで位置を指定する。
- grid - sky coordinatesを描きます
。
- grid/gal - Galactic coordinatesを描きます
- saoimage - XIMAGEのなかからSAOIMAGEを立ち挙げることができます。
- pixel_to_r/cur - カーソルが十字になり、マウスをクリックすると座標がわかります。
- cey 1950 - 1950 年分点に変更します
。
- scale - カラーレベルを表示します。
- info - Information を表示します。
- cct - 表示のカラーテーブルを変えます。cct/loop/no とするとおもしろいですよ。
WATANABE Manabu
平成12年8月10日