DARTS/Astro 統合検索システム

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統合検索システム収蔵データ

DARTS/Astro 統合検索システム に収蔵している科学衛星やプロジェクトのデータには、 観測データそのものの他にも、観測データをもとに作成された天体カタログなどのプロダクトもあります。 さらに、観測時の機器の設定情報や、観測データのプロセッシングに関する情報、 観測提案(プロポーザル)のリスト、観測データをもとに書かれた論文のリストなど、さまざまなデータを収蔵しています。 便宜的に、これらをまとめてデータプロダクトと呼ぶことにしましょう。

これらのデータプロダクトの中から、欲しいものをより簡単に、より素早く探し出すため、 必要と思われるデータをデータベースに登録しています。

ここでは、収蔵されているデータプロダクトの一覧や、 データベース化するにあたり統一的に整備したデータ項目などについて記載します。

データベースにおいては、各データプロダクトごとにテーブルを用意しています。 各テーブルのデータ項目は、衛星・プロジェクトごとにまとめて記載しています。

なお今後も随時、さまざまなデータプロダクトを追加収蔵していく予定です。


収蔵データプロダクトとテーブル

DARTS/Astro 統合検索システム には、以下の表に示す、さまざまなデータプロダクトが収蔵されています。 各テーブルの詳細設計は各データベーステーブル名にはられたリンク先のページに記載されていますが、 データ項目の整備方針について記載した『追加データ項目』にも一度お目通しください。

科学衛星/プロジェクト名 データプロダクトの概要 データベーステーブル名 データベース上のデータ数 Basic Search での検索可否 SQL/ADQL Search での検索可否 旧検索システムにおけるテーブル名
AKARI 全天マップ画像
AKARI Far-infrared All-Sky Survey Maps Version 2.1 (Public release version 1).
akari_fis_allskymap_2_1 6,688 akari_fis_allskymap_2_1 on DARTS/AKARI DAS
AKARI 点源カタログ
AKARI FIS All-Sky Survey Bright Source Catalogue Version 1.0
akari_fis_bsc_1 427,071 akari_fis_bsc_1 on DARTS/AKARI CAS
AKARI 点源カタログ
AKARI IRC All-Sky Survey Point Source Catalogue Version 1.0
akari_irc_psc_1 870,973 akari_irc_psc_1 on DARTS/AKARI CAS
AKARI ポインティング観測の生データの配布パッケージに関する情報
AKARI Pointed Observation Raw Data Version 1 (Phase 1&2) and Version 2 (Phase 3)
akari_pointed_rawdata_package_info 24,436 PKGINFO
ASCA 観測ログ
「あすか」プロジェクトチームが作成した ASCA Observation List (最終更新日2000-10-26) をもとに作成した。
asca_observation_log 3,079 OBS
ASCA 各観測データごとのプロセッシングバージョン情報 asca_processing_info 3,079 PUBD
ASCA 観測提案リスト asca_proposal 3,497 PROPOSAL
GINGA LAC 観測のログ ginga_observation_log 7,318 OBS
GINGA ASM による 208 点源のライトカーブ ginga_asm_1_2 208 -
HALCA 観測ログ halca_observation_log 45 OBS
HITOMI 「ひとみ」の観測とキャリブレーションについてまとめた情報。 hitomi_master_data_1 42 Yes Yes -
SUZAKU 「すざく」の観測データを用いた論文の著者リスト。 suzaku_author_in_paper 8,592 AUTHORS
SUZAKU 配布データに関する情報 suzaku_distribution_info 3,182 SEQ_DATA
SUZAKU 観測とキャリブレーションについてまとめた情報。
NASA /GSFC が作成した SUZAMASTER (SUZAKU Archive) をもとに作成した。
suzaku_master_data 3,055 MASTER
SUZAKU 論文とその中で用いられている「すざく」の観測データのリスト。 suzaku_observation_in_paper 4,187 REFOBS
SUZAKU 観測ログ suzaku_observation_log 3,184 LOG
SUZAKU 「すざく」の観測データを用いた論文のリスト。 suzaku_paper 910 TITLES
SUZAKU 各観測データごとのプロッセッシングバージョン情報 suzaku_processing_info 3,055 PROCVER
SUZAKU XIS の観測ログ
NASA /GSFC が作成した SUZAXISLOG (SUZAKU Archive) をもとに作成した。
suzaku_xis_observation_log 17,286 XISLOG

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追加データ項目

データプロダクトが持つ情報の他に DARTS/Astro 統合検索システム のデータベースに追加されている情報について、簡単に解説します。

座標に関するデータ項目

データプロダクトは通常、いずれかひとつの座標系を基準にして整備されています。 しかしデータを検索する際には、研究対象等に応じて都合のよい座標系を用いて検索できる方が便利です。 そこでDARTS/Astro 統合検索システム においては、座標に関するデータ項目については、 赤道座標系(2000年分点、1950年分点)、黄道座標系、銀河座標系の4つの座標系に換算した値をすべて登録することとしました。 これらの座標値はそれぞれ、データ項目名の末尾に、その座標系を示す接尾語をつけています。

  • 赤道座標系(2000年分点) ・・・ _ra, _dec
  • 赤道座標系(1950年分点) ・・・ _ra_b1950, _dec_b1950
  • 黄道座標系 ・・・ _ecliptic_longitude, _ecliptic_latitude
  • 銀河座標系 ・・・ _galactic_longitude, _galactic_latitude

例えばデータプロダクトが観測中心の座標情報を持っている場合、 DARTS/Astro 統合検索システム のデータベースには、 以下のようなデータ項目が用意されています。

  • 赤道座標系(2000年分点) ・・・ center_ra, center_dec
  • 赤道座標系(1950年分点) ・・・ center_ra_b1950, center_dec_b1950
  • 黄道座標系 ・・・ center_ecliptic_longitude, center_ecliptic_latitude
  • 銀河座標系 ・・・ center_galactic_longitude, center_galactic_latitude
日時に関するデータ項目

多くのデータプロダクトは、観測日時やデータプロセッシングの完了日時、公開日時などの日時情報を持っています。 地球上での日時は地域によって異なりますし、地上と宇宙空間でも日時の概念は異なります。 またデータプロダクトごと、あるいはデータ項目ごとに採用する日時の基準が異なります。 DARTS/Astro 統合検索システム においては、一般的な日時については UTC と MJD のデータ項目を設け、 前者の項目名には接尾語なし、後者の項目名には接尾語 _mjd をつけています。

例えば観測開始日時であれば、observation_start_time と observation_start_time_mjd といったデータ項目を用意しています。

データプロダクトの公開場所に関するデータ項目

DARTS/Astro 統合検索システム では、興味のある領域などの条件に合致するデータがあるか否かを検索することが出来ます。 そして見つかった場合、そのデータプロダクトをダウンロードして詳しく解析をしてみたいと思われるでしょう。 DARTS/Astro 統合検索システム においては、全てのテーブルに data_access_url というデータ項目を用意し、 当該データを入手できる URL を登録しています。

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Last Modified: 15 October 2019