「はるか」写真館

思い出のアルバム

電子機器 その1

電子機器 その2

Work-In-Progress(英語)


電子機器 その2

mtq_xyz.jpg pcd_a.jpg pcd_b.jpg
MTQ_XYZ
磁気トルカ
PCD_A
配電盤 A
PCD_B
配電盤 B
リアクションホイールの回転数を整えるために、衛星は、地磁場を利用します。地磁場のあるところで、電磁石に電気を流して磁石を作り、その磁石の反発力(または引力)を利用します。
 
電力分配器 A 一定の入力電圧から、各機器が必要とする様々な電圧の電源を供給する。 電力分配器 B 一定の入力電圧から、各機器が必要とする様々な電圧の電源を供給する。
pcu.jpg rcs_j.jpg rw_abcd.jpg
PCU
電源制御装置
RCS_J
スラスター
(リアクションコントロールシステム)
RW_ABCD
リアクションホイール
バス電源の上限電圧を制御する。 ジェット噴射 によって、軌道および衛星の姿勢を変える。「はるか」では通常の姿勢変更はRCSを使用せず、リアクションホイールで行う。非常時のみに使用。
 
A,B,C,D 4つの回転するおもい円盤がはいっている。回転軸がべつの方向になっていて、回転数を変えることによって、衛星が姿勢を変更することができる。
sade_sada.jpg sant_a_b_c.jpg sbr_a_b.jpg
SADE_SADA
太陽電池パドル制御装置
SANT_A_B_C
S帯アンテナ
SBR_A_B
S帯受信機
太陽電池の面を常に太陽の方向に向けるために、「はるか」では、太陽電池パドルの電池面を太陽に向くように回転することができる。その回転を制御するモータとその制御装置。
 
A, B, Cの3つがついているが、そのうち、A,Bについては、SHYBによって合成され、1つの合成アンテナとして使用する。 地上運用局から送られる、コマンドや測距信号を受信する装置。A,Bの2系統ある。
SBR-A -> SANT-AB,
SBR-B -> SANT-C に対応する。
 
sd_ip_a_b.jpg shnt_a_b.jpg shyb.jpg
SD_IP_A_B
S帯ダイプレクサ
SHNT_A_B SHYB
Sバンドハイブリッド
「はるか」のアンテナは、送信機、受信機どちらにもつながっている。共通なアンテナから、受信信号、送信信号を分離する装置を、ダイプレクサという。
 
日照中で、蓄電池の充電を行っていないときには、電力が余る設計になっている。シャントは、その余剰電力を消費する装置である。 「はるか」の場合S帯での通信用のアンテナが3つついている。そのうちの2つを合成して1つのアンテナとして動作させるユニットが、SHYBである。
sj_mission.jpg sj_tt_c.jpg stae_ab.jpg
SJ_MISSION
観測系セミリジット同軸ケーブル
SJ_TT_C
通信系セミリジッド同軸ケーブル
STAE_AB
スタートラッカアナログ制御部
観測システムで使用している、同軸ケーブルである。曲げることはできるが、力を加えないと形の変わらないケーブル。マイクロ波帯の伝送に使用される。
 
基本的には観測系のもの(左)と同じである。 スタートラッカの撮像動作を制御し、測定デー タをA/D変換して、STDEに送る。A,Bの2系統ある。
stde.jpg sto_ab.jpg tms_ssw.jpg
STDE
スタートラッカデジタル制御部
STO_AB
スタートラッカ光学部
TMS_SSW
 Sバンド送信機(TMS)、
Sバンドスイッチ(SSW)
STDAからのデータを処理し、星の位置をAOCSに送る。また、AOCSからの指示に基づき、STTに撮像時間などの撮像パラメータを送る。
 
A系、B系の2系統あり。レンズやCCD受光部をふくむ。
wde_abcd.jpg wg.jpg  
WDE_ABCD
リアクションホイール制御装置
WG
観測系導波管
リアクションホイールの回転数を制御する。 Kaバンドの観測帯では、信号を伝送するために、セミリジットケーブルの変わりに導波管が使用される。

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