ハワイからプエルトリコまで、アメリカ各地に設置されているアンテナで構成された電波干渉システムです。超長基線電波干渉計(Very Long Baseline Array)の略で、VLBAという略称で呼ばれるのが通例です。アメリカ国立電波天文台が運用しています。
口径25mのアンテナ10台で構成され、8000kmもの基線長を持っています。既存のアンテナで構成するVLBIに対し、観測効率を上げるため、VLBI観測専用として建設されました。VLBI専用アレーとしては世界最大のものです。
ミリ波からマイクロ波の観測を行っており、主に遠方の活動銀河核やクェーサーの研究、水や一酸化珪素分子の出すメーザー源の研究が行われています。
関連リンク ※別ウィンドウが開きます。
VLBAのサイト [英語]