はやぶさ2科学データアーカイブ
ONCは1つの望遠カメラ(ONC-T)、2つの広角カメラ(ONC-W1, ONC-W2)からなる可視域を観測する装置です。
TIRはCタイプの小惑星の熱物性を調べるカメラです。
NIRS3は小惑星の反射光のスペクトルを観測します。1.8-3.2 µmのスペクトルを観測することで、OHと水分子(H2O)を検出します。
LIDARは小惑星表面までの距離を測るレーザー高度計です。25 kmから30 mの距離を計測可能です。
MASCOTはDLR(ドイツ航空宇宙センター)とCNES(フランス国立宇宙研究センター)によって開発された小惑星着陸機です。広角カメラ(MASCAM), 近赤外顕微分光計(MicrOmega), 熱放射計(MARA), 磁力計(MasMag)を搭載しています。
リュウグウの形状モデルはリモートセンシングデータを使って開発されています。
探査機や小惑星の軌道、姿勢、その他の付帯情報がSPICEカーネルの形式でアーカイブされています。
PDS4(Planetary Data System version 4)のデータ標準にまとめられたデータセットの一覧を紹介します。
リモートセンシングデータの検索、可視化、解析のためのツールを紹介します。