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今月のDARTS

JUDOは好きですか?

PLAIN/DARTS では、様々なデータ検索方法の提供を目指し、常に開発を進めています。その一つが、"JAXA Universe Data Oriented" — JUDOです。人工衛星が観測したデータを天球上に並べて表示したもので、Google EarthやGoogle Skyのように、マウスを使って、好きな場所の天体写真を自由に見ることができます。現在は、X線天文衛星「すざく」の撮ったX線カラー写真を載せていますが、将来はそれ以外の衛星が撮った写真も見られるようにする予定です。

この度、JUDOが新装され、より使いやすくなりました! 今回のバージョンアップの目玉をご紹介します。

  1. データベースとの連携により自動更新が可能に

    これまでは、新しいデータの追加は手作業で行なっていました。しかし、データ処理 (これもPLAINの仕事です) の進行を記録するデータベースを参照することで、JUDOのデータも自動で更新されるようになりました。これからは、データが公開されるとすぐにJUDOでイメージを見ることができるようになります。

  2. 操作性の向上

    観測点が増えて来てデータを探すのも大変になりました。そこで、画面レイアウトの変更などでより見やすく、使いやすいよう改良しました。中でも大きく変わったのは、"Show Infomation"スイッチの追加です。これをON/OFFすることで天体名の表示/非表示を切り替え、また天体名での絞り込みもできるようになりました。ON時には、天体名をポインタで指すと観測点が光り、天体の場所を知るのも簡単です。

  3. 未公開データの視野を追加

    これまでは、公開されたデータのみ見ることができました。しかし今回の更新で、観測後公開前のデータも、観測した場所だけは緑で表示することにしました。このような場所は、観測後一年経つとデータが公開されJUDOでイメージを見ることができるようになります。気になる場所があったらチェックしてみて下さい。

他にもマウスのドラッグを動かした時の画像更新方法や、処理中を示す時計表示など、多くの点が改良され使いやすくなっています。

ぜひ使ってみてご感想・ご要望を "darts-admin AT ML.isas.jaxa.jp" にお寄せ下さい。

JUDO image

すざく衛星が撮った超新星残骸「白鳥座ループ」のX線カラー写真です。白鳥座ループからのX線の波長は長いため、カラー表示して真っ赤になっています。(例えば、銀河中心領域のように、波長が短くて真っ青の天体と比べてみてください。) 何日間も観測が続いたため、一日ごとにデータが公開されつつある領域で、公開データのイメージと未公開の緑の観測枠が混ざっています。

2007年10月

最終更新日: 2018年06月13日