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AKARI/IRC 観測データの疑似カラー画像。左から
NGC 6946 (OBSID 1400620, Blue:Green:Red=3:7:15 micron),
IC 10 (1700216, 3:7:11),
NGC 104 (1700001, 7:11:15),
北黄極領域(North Ecliptic Region) (5121023, 2:4:7)。
各画像のサイズは 10x10 arcmin^2。
~4000 回の指向観測の銀河座標におけるポインティング位置。
(Red: 測光観測 ~3000 点, Blue: 分光観測 ~1000 点)

"AKARI/IRC Pointed Observation Images (Phase 1&2)" 公開

「あかり」は 2006年2月22日に打ち上げられた日本初の赤外線天文衛星です。 高感度、高分解能、かつ広い波長帯で、全天サーベイおよび多数の指向観測を行いました。

観測期間は大きく3つのフェーズに分けられ、フェーズ1&2 の期間は冷凍機と液体ヘリウムで望遠鏡を冷却しつつ観測、フェーズ3 の期間は冷凍機のみで冷却しつつ観測を行いました。 「あかり」に搭載された赤外線カメラ(IRC)は、フェーズ1&2 の期間に 約4000(~3000の測光観測および ~1000の分光観測)の指向観測を行いました。 IRC の視野は10分角で、9つの測光フィルターが、約 2 から 26 マイクロメートルの波長範囲を継続的にカバーしています。

"AKARI/IRC Pointed Observation Images (Phase 1&2)" は、フェーズ1および2の間に「あかり」の IRC で撮影された、キャリブレーション済みの画像です。 各波長帯のキャリブレーションされた画像や、対応するダークフレームなどが含まれており、指向観測ごとに 3,944 個のデータセットにまとめられています。

本データはこれまで「あかり」プロジェクトWebより公開しておりましたが、今後はDARTSから公開します。

DARTS のコンテンツ:

DARTS にアーカイブされている AKARI のすべてのプロダクトのリストおよびデータガイドは AKARI Data ページ でご覧いただけます。

(2022年3月)


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Last Modified: 15 March 2022