白色矮(わい)星

white dwarf
カテゴリー: 物理・天文学関連

恒星の進化の最終段階と考えられる星です。
地球ほどの大きさで、太陽くらいの質量を持っています。密度が水の10万?100万倍もある、非常に高密度な星です。

白色矮(わい)星が出来るにはいくつかのケースがあります。そのひとつは、恒星の質量が太陽の約0.1?4倍のとき、進化して赤色巨星になったあと外層のガスが流出して、最終的に白色矮(わい)星になると考えられています。

白色矮(わい)星は、ヘリウムあるいは炭素と酸素でできていますが、どれも原子核と電子がバラバラになった状態です。

最初に発見されたシリウスの伴星のほか、現在、数百個が知られています。