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: ライトカーブを描く : GISデータの扱い : データの読み込み  ; 目次


RTI によるバックグラウンドの除去

バックグラウンドを押えるために RTI [*] コラムをつかってフィルターをかけます。 RTI のコラムは ascalin をかけたときに書かれます。 ``gisclean''と打つだけです。

  CasA_g2:ASCA-GIS2-PH > gisclean
  Using table:/tmp_mnt/hazuki/b1/adprocess/ftools3.0/refdata/rti_gis_1024_040693.fits
  Now processing /tmp_mnt/uzuki/d2/sonobe/frf/ft930801_1340_2309G205970H.fits
  Infile # of rows    Outfile # of rows    # filtered
  ----------------    -----------------    ----------
        166390              165011              1379
  Now processing /tmp_mnt/uzuki/d2/sonobe/frf/ft930801_1340_2309G207070H.fits
  Infile # of rows    Outfile # of rows    # filtered
  ----------------    -----------------    ----------
        125024              123961              1063
                              :
もし、science file の RTI コラムが埋まっていない(すなわち 0 の値がはいっている) と Outfile # of rows のところが 0 となって、良いイベントがないことに なってしまいます。もし、コラムが埋まっていないのなら、 もう一度 ascalin をかけ直すか、gisrti という FTOOLS をつかって RTI コラムを埋めましょう。

なお、GIS のレスポンスはこのフィルターをとおしたものとして 作られていますので可能であるならばとおしましょう [*]



WATANABE Manabu 平成12年8月10日