SLDEM2013が、かぐや(SELENE)データアーカイブからリリースされました
SLDEM2013が、かぐや(SELENE)データアーカイブからリリースされました。 SLDEM2013はSELENE(かぐや)に搭載された,高解像度(10m/画素)立体視地形カメラ(TC)から得られた地形のデータを源泉としてモザイクして作成した月地形データの2013年作成版です。 データには一部、SELENE搭載マルチバンドイメージャ(MI)の立体視による月地形データと米国のLunar Reconnaissance Orbiter(LRO)に搭載されたレーザ高度計(LOLA)も利用されています。 LOLAデータなどとの相互比較などから、高さ方向の精度は、数mより良いと評価されており、世界で最も高い解像度の月地形データとなっています。 SLDEM2013は、今後の月着陸探査、更にはサンプルリターン探査に役立てられます。