"AKARI/IRC Pointed Observation Images (Phase 1&2)" 公開
「あかり」は 2006年2月22日に打ち上げられた日本初の赤外線天文衛星です。 高感度、高分解能、かつ広い波長帯で、全天サーベイおよび多数の指向観測を行いました。
観測期間は大きく3つのフェーズに分けられ、フェーズ1&2 の期間は冷凍機と液体ヘリウムで望遠鏡を冷却しつつ観測、フェーズ3 の期間は冷凍機のみで冷却しつつ観測を行いました。 「あかり」に搭載された赤外線カメラ(IRC)は、フェーズ1&2 の期間に 約4000(~3000の測光観測および ~1000の分光観測)の指向観測を行いました。 IRC の視野は10分角で、9つの測光フィルターが、約 2 から 26 マイクロメートルの波長範囲を継続的にカバーしています。
「"AKARI/IRC Pointed Observation Images (Phase 1&2)" は、フェーズ1および2の間に「あかり」の IRC で撮影された、キャリブレーション済みの画像です。 各波長帯のキャリブレーションされた画像や、対応するダークフレームなどが含まれており、指向観測ごとに 3,944 個のデータセットにまとめられています。
「本データはこれまでより公開しておりましたが、今後はDARTSから公開します。
関連リンク (DARTS のコンテンツ):
DARTS にアーカイブされている AKARI のすべてのプロダクトのリストおよびデータガイドは AKARI Data ページ でご覧いただけます