ギャラリー
れいめい:れいめいから見たオーロラ動画
取得年月日:2005年11月29日
衛星名:れいめい
センサー名:多波長オーロラカメラ(MAC)
「れいめい」衛星に搭載された多波長オーロラカメラ(MAC)は、オーロラの正体である大気の酸素や窒素の発光を3種類の波長(670 nm, 557.7 nm, 427.8 nm)で観測している。この3つの波長はそれぞれ赤・緑・青の色の三原色に近く、重ね合わせた擬似カラー合成の映像は目で見たオーロラの色に近くなる。
この合成映像は、実際の約3.5倍速で再生している。映像には、「fold」と呼ばれるオーロラが折り畳まれた構造が発達していく様子や、パッチ状の形をしたオーロラがスイッチのON/OFFのように点滅する「脈動オーロラ」が映し出されている。激しいオーロラは、ゆらめくカーテンのようなイメージとは全く異なる姿であることが良く分かる。