遠地点(アポジ)

apogee

月や人工衛星の軌道で、地球に最も遠ざかる点のことを、遠地点(アポジ)といいます。

はるか」の遠地点高度は21,400km、ASTRO-Gは25,000km(の予定)です。

遠地点高度が高いほど、得られる天体の分解能は高くなります。軌道周期が長くなって、必要なトラッキング局の数が減る等の利点もあります。
一方で、衛星の重量制限は厳しくなり、イメージング性能が劣化するという問題もあります。
これらはシミュレーションにより検証し、最適な遠地点高度を算出します。